鳴門のうずしおより車で5分ほど。天候次第でクルーズの予定変更が組みやすいことと、家族4名で泊まれるベッドルームがあること、そして食事が両親好みのイタリアンということで、家族6人2部屋で利用。
今回の家族旅行は目的ありきの旅のため、ホテルはコスパ重視。家族4名は本館モアナ・デラックスに宿泊。結果大正解だった。ひとり16000円(サ税込)台。安い!!
部屋 ★★★★★☆☆☆☆☆
風呂 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
食事 ★★★★★★★☆☆☆
施設 ★★★★☆☆☆☆☆☆
サービス ★★★★★★☆☆☆☆
満足度 ★★★★★★★★☆☆
リピート ★★★★★☆☆☆☆☆
もし二人で部屋重視で利用するなら本館ではなく別館を選択した。しかし、本館を選択したことで約半額に。料理の良さもあってコストパフォーマンスが非常に高く感じることとなった。家族4名でベッドルームとなると選択肢が限られてくるため、そんな利用ニーズにおいては秀逸な選択となるだろう。
モアナコースト宿泊記
神戸淡路鳴門自動車道の鳴門北インターを降りたら海岸線を南下する。湖かと思わせる程、穏やかな海岸線が一面に広がっている。道路わきに車を止め、砂浜に入ると非常にキメの細かいサラサラの砂浜が広がり、前にも後ろにも人の踏み入れた形跡はなく、自分の足跡だけが残っている。そんなビーチの前にモアナコーストはある。インターを降りて2キロ弱といったところだろうか。
モアナコーストは、ホテルとレストランが併設されており、階段を上がると入口がホテルとレストランでわかれている。車が駐車場につくと直ぐに案内の人が駆けつけてくれるので迷うこともない。ちゅう車上には電気自動車用の充電器も設置されていた。
階段の下の庭には奥にチャペル、手前には芝とテラス席が広がっている。
モアナコースト部屋 本館モアナ・デラックス
到着すると直ぐに部屋に案内してもらえた。本館モアナ・デラックスはフロントから歩くこと3部屋目。
扉を開けると下に降りる階段がある。
その階段下にはツインのベッドルーム。
そして、そのままフロントを通らず外に抜けられる扉があった。
モアナコースト ジャグジー
また上に昇る階段もあり、そこにはテラスとジャグジーがあった。テラス席のソファーからは海が見える。でもちょっとだけ。防風林?の植物が視界を遮る。海の眺望を楽しむ部屋をイメージしていると、期待外れに終わる。でも歩いて100mで海岸線に出られるため、ちょっと散歩がてら海に出た方が気持ちがいい。
つまり3フロアの2階部分がリビング兼ツインベッドルームで壁面にベッドが一台収納されており、それを広げるとデイベッドになって家族4人でくつろぐことができる。
モアナコースト アメニティ
アメニティは特に代わり映えもなく、常備品といったところ。
ペットボトルの水が1人1本ついている。
モアナコースト お風呂
お風呂はタイル張りでバスタブ付き。ジャグジーと同じく温泉ではない為、温泉を楽しみに行くホテルではない。まあ温泉でなくても暑い時期なら特に気になることでもない。ちなみにシャワーの水圧は強烈だ。
ジャグジーも自分でお湯と水を調整しながら注ぐタイプで自動制御や循環式ではない。そしてそれなりに深さと広さがあるため、貯まるのに30分近く掛かる。保温ができないため、水温を保つのに冬場は苦しみそうだ。しかも、洗い場は2階の浴室にしかないため、洗ってから階段を昇ってジャグジーに入る、この導線が非常に悪い。3階のテラスの広さを考えると、そこにシャワーだけでもあれば利用用途はグッと広がると思うのだが…。
モアナコースト 夕食
前菜 カルパッチョ ハマチ、アカイカ、しめさば、真鯛
真鯛が甘い。さすが鳴門の速い海流で育ったというだけに身が締まっていて旨い。ハマチもアカイカもそれぞれにうまい。しめ鯖は?なぜここに…。
温かい前菜 さんまのフォッカフィート
はっきりと覚えていないが、確かフォッカフィートと読んでいたような…。レンコンのチップパリッとした食感と、グリルされたさんまの香ばしさと、ソースとの相性と絶妙。
パスタ イタリア直輸入活きワタリガニ
パスタは何種からか選べる。選んだこのワタリガニのパスタは、すごく旨い。ワタリガニの出汁の効いたソース、そしてアルデンテに仕上げられたパスタとの絡み方。いままで食べたワタリガニのクリームパスタの中で1位。もう少し食べたかった。
生バジル フレッシュトマトのモッツアレラ
妻が選択したパスタも非常に評判が良かった。みんなでシェアし合えるほどの量が無かったのが残念。一口だけもらったが、これまた美味。
肉料理 淡路牛ランプステーキ
バルサミコソースで酸味とランプ肉のうまみのバランスが絶妙。どちらが主張しすぎることもなくバランスが保てた時にはこんなにうまくなるものなのか…と感心。肉の火入れの加減も良く、付け合せのポテトの甘さにも一同声をそろえて満足。
スダチのグラニテ
酸味の効いたスダチで口の中をリセット…のはずが酸っぱさが勝った。
魚料理 明石鯛の塩釜焼
メインは明石の鯛。塩釜を崩すと中から綺麗な鯛が…。サービススタッフがフォークとスプーンで手際よく捌いて取り分けてくれる。別途ソースもあるが、ここは素材だけの味で楽しみたいところ。ニンニクとローズマリーを詰めて塩釜で蒸しただけとのことだが、魚のうまみが凝縮されて本当に美味しかった。
おまけ 鯛の皮揚げ
先ほど捌いた鯛の皮を素揚げしてくれたもの。パリパリと香ばしくて何枚でもいけてしまう。
徳島和三盆プリン
和三盆の優しい甘さが口に広がり至福の仕上げ。
ここはレストランとしても営業しているが地元にあったら通うだろうなぁと思う。馴染みのあるイタリアンでありながら、ちょっとした驚きを提供してくれる。実のところ、そこまで期待していなかっただけに嬉しい誤算。
部屋 ★★★★★☆☆☆☆☆
風呂 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
食事 ★★★★★★★☆☆☆
施設 ★★★★☆☆☆☆☆☆
サービス ★★★★★★☆☆☆☆
満足度 ★★★★★★★★☆☆
リピート ★★★★★☆☆☆☆☆